2022
Nov
11
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ひろ先生に相談【12】みんなが嫌う人と、自分だけが嫌いになる人は違う
ひろ先生に相談【12】
身近に嫌いな人がいて疲れます。
でもみんながみんな、嫌っているわけではないみたい。
みんなが嫌う人と、私だけが嫌いになる人って、何が違いますか?
「嫌いな人」が同じ場にいると、それだけで疲れますよね。
気持ちも沈むし、楽しいことも楽しめない。
「嫌い」って、結構エネルギーを使う感情だしね。
でも、嫌いな人にエネルギーを使いたくなんてないでしょ。
ここでまずは、「嫌いな人の正体」を知っておきましょう。
何故なら、自分のことがわかるから。
「嫌い」という感情は、【自分の中にある影】を見聞きしたり、感じたりする時に出てきます。
たとえば、嫉妬深い人がいたとします。
あなたはどうしてもその人が好きになれません。
できれば関わりたくない。
存在が目に入るだけで、感情が乱れます。
でも一方で、その人を見ても、たいして何も感じない人もいますよね。
「嫉妬深い」という部分に着目もしていないし、その人に対して好きも嫌いもない。
これらの感情に、あえて名前をつけるとすれば、前者は「嫌い」で、後者は「興味ない」です。
先ほど私は、「嫌いは自分の中にある影」と書きました。
嫌いなもの=自分の中にある影
嫌いと感じる人=嫉妬深い人
つまり
自分の中にある=嫉妬深さ
「うげっ!」って思いました?
改めて書いちゃいますが、【嫉妬深さ】は「嫌い」と感じたあなたの中にある、ということです。
でね、自分の中にある “影” だから、普通は見たくないでしょ。
それを思いっきり表面に出して、具現化しているのが、あなたが嫌いと感じた人なわけです。
言い換えれば、
「自分の中にある嫉妬深さを表に出すと、ああなるのかー…」
ってことです。
それがわかるから、あなたの感情が反応します。
「違うと思いたい!」という気持ちだって沸き起こってきますよね。
だって嫌いなんだもん。
自分があんな人間だなんて、思いたくないよね。
いや、思わなくていいんですけど。
「あなたの振る舞いがああなんだよ」ってことではないからね。
大事なのは、自分の中に嫉妬深さがあると認めること。
そして、それを出すとああなるということを知っておくことです。
「嫌いな人」と「どうでもいい人」は全然ちがいます。
「あいつ嫌な奴〜〜〜っ!!大っ嫌い!」と、感情が乱れるのか
「あいつ嫌な奴だな〜」で、感情とは切り離されているのか。
それによって、対応策が変わってくるから。
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